うろうろ草子

地方在住の人が好きに書き散らかしています。

すっきりしないので

元黄氏、元赤氏のことなのだが。
あえて名前は挙げない。実名で書くと見たくない人が見てしまうだろうから。

活動開始が早いはいい。
いいが、アルバムか。
十五祭をやっているときも、それより前も、五人のメンバーが苦しみ悩み抜いているであろうとき、再出発後のアルバム制作しながら、この先一人のことを考えていて、五人はそんな彼を間近に感じながらそんなこと一切感じさせずに、笑顔で、いつも通り仕事をしていたということだろうか。
このタイミングでアルバムを出せるならそういうことになる。
五人の気持ちを考えると胸が痛い。お祝いムードになんかなれるはずがない。
五人にあれだけのことを言わせたほどのことだ。
五人でやりたいことなんてないとか、次があったら終わりにするとか、そんな旨のことをだ。
それでも五人は続けていくことを選んでくれた。
多分五人はこれ以上の自分たちの苦しみを語らないだろう。ファンにできることがあまりにも少なくて悲しくなる。彼らがファンに向けて送り出すものを目一杯楽しむことくらいしかない。
何も言わずに彼を送り出した五人が望むことではないかもしれないが、彼を応援することなんて出来そうもない。
彼はいいだろう。一人、新しいところで何もないところから始めればいい。それがやりたいのだから。
でも残る側は、積み上げてきたものを整理して、ときに壊して、再構築しなければならない。しかも短期間に二度。
五人には感謝しかない。


朝の芸能トピックで元赤氏を目にしてしまったので書く。
海外に留学するというところをまるでなかったことにしたような活動に、正直すでに失望はしていた。行ったのは東南アジア、見る限りスタッフを引き連れ、身一つで様々な国や地域の音楽を感じに行ったという風でもない。
だけどもう追ってもいない、応援もしていない人について語るのは止めていた。
元赤氏の歌。何かもっと変わって、良いものになっていればいいと思っていた。
でも、あの言い訳みたいな歌に、打ちのめされた。
こんなことのために、と思ってしまった。
彼の歌は好きだった。本当に過去形になってしまった。虚しくなった。

おまけに二人とも、事務所から離れて裸一貫と思っていたら、何の活動をする前にファンクラブを作って、事務所時代のファンを取り込むかのようだ。
それがやりたかったことなのかと思ってしまう。

何のことはない、わたしの期待値が高すぎただけの話なのだろうけれど。